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インバウンドビジネスはまだまだ可能性に満ちてそうというはなし

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8月10日に、Payke(ペイク)というサービスを提供する株式会社Paykeが10億円の資金調達をしました。
以前も2.2億円の調達をしておりますので、総額12.2億円の調達です。

TechCrunch:

アプリで商品のバーコードを読むと、商品の情報や原材料、ユーザーの口コミなどを多言語で表示するサービスで、インバウンド観光客向けに展開しています。

また企業向けにも、スキャンされたデータに基づいた位置情報や商品情報等のマーケティングデータを提供しています。
主なキャッシュポイントは、商品登録をしたい企業から月額料金を取っている、いわゆるSaaSモデルです。

 

 バーコード(JANコード)とは 

バーコードの可能性を話す前に、前知識としてバーコードの役割を簡単に説明します。
バーコードには、大きく分けて3つの情報が含まれます。
JANã³ã¼ã
画像元:https://www.keyence.co.jp/ss/products/autoid/codereader/basic_jan.jsp

上図のように、「49 12345 67890 4」というバーコードがあったとします。

左から
2桁の「49」は国。
5桁の「12345」は企業。
4桁の「67890」は商品
を表しています。
一番右の数字はチェックデジット(検査数字)といい、バーコードが正規に作られたものかを確認するために計算により出された数字です。

Paykeはバーコード情報を商品情報と紐付けて、アプリに表示させています。

商品情報の可能性

バーコードはアプリで簡単に読むことができるため、商品のデータベースさえ作っておけば簡単にバーコードから商品情報を参照することができます。
これを多言語で提供することにより、インバウンド観光客や在日外国人にとって非常に便利なサービスになっています。

現状Paykeは商品情報を参照することしかできませんが、より需要がありそうだと思っている分野が食品です。

 

インバウンド向けの食品

例えばムスリム系の観光客は肉や動物性油等を利用した食品は食べることができず、うかつに店で食品を買うことができません。
また食品アレルギーを持った方、ベジタリアンの方も同じです。

特にムスリムの人口は全世界の4分の1を占め、その6割以上がアジアにいると言われています。
また日本へのムスリム観光客の増加が見込めるため、日本政府は「訪日ムスリム旅行者対応のためのアクション・プラン」を策定し、受入れを増やしていく方針です。

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商品の情報を参照できるというのは非常に良い訴求になりますが、こういった必需性の高いことをターゲットにしたサービスも普及が早いでしょうし、食品企業の売上げにも良い影響を与えやすいのではないかと思っています。

今後のPaykeの展開が楽しみです。